ダイソーの種で小松菜をプランター栽培|夏まきから収穫まで30日間の成長記録

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まずはダイソー小松菜の栽培の一連の様子を動画でご覧ください。

今回は、100円ショップ「ダイソー(DAISO)」の小松菜の種と55型プランター(200円商品)を使って、種まきから収穫まで30日間、小松菜を育てました。

小松菜は比較的短期間で収穫でき、プランターでも手軽に育てられる野菜です。今回は夏に栽培しましたが、途中で苗がひょろひょろに伸びる「徒長」に悩まされました。

動画では、種まきから発芽、間引き、徒長の様子、徒長による対応としての土寄せ(土増し)、追肥、収穫までの流れをまとめています。この記事では、動画の内容を補足しながら、実際に育てて気づいたことや、栽培で気をつけたい点を書いていきます。

今回の栽培結果・この記事で分かること

  • 栽培日時・日数:7月30日~8月28日(30日間)
  • 栽培結果(収穫量・重量):22株・208g
  • 使用したプランター:55型プランター(DAISO:ダイソー:200円商品)
  • 使用した種:早どり小松菜(DAISO:ダイソー【品種名:早生小松菜】)
  • 使用した土・肥料:【土】花ごころ 有機野菜をつくる土 14L【肥料】IB肥料 花・野菜用
  • 今回のポイント:徒長と倒伏が発生したものの、間引きと土寄せ・土増しを行い収穫まで栽培、収穫は一斉収穫

準備した物

今回の栽培で準備したものはこちらです。

ダイソー(DAISO)の小松菜のプランター栽培で準備した物

  • ダイソー(DAISO)小松菜の種(品種名:早生小松菜)
  • ダイソー(DAISO)55型プランター
  • 花ごころ 有機野菜を作る土
  • IB肥料 花・野菜用
  • DAIM すっぽり虫よけカバー大
  • 菜箸(種まき・肥料まきの溝を作る用)

100円ショップ、ダイソー(DAISO)の小松菜の種とプランター(200円商品)を使って小松菜を栽培しました。プランターもあまり大きくありませんが、やってみました。

果たしてうまくいくでしょうか?

種まき

7月30日(栽培1日目)プランターへすじまきしました。今回は夏まきに挑戦してみましたが、小松菜の生育適温は15~25℃が目安です。春の3~5月と秋の9~10月あたりは気温が合いやすく、初めて育てるなら挑戦しやすい時期です。春や秋でも害虫は出るので、防虫ネットはしておくと安心です。地域や季節に合った品種を選び、必要に応じて暑さ・寒さ対策をすることで、1年間を通して栽培(周年栽培)できます。

土の準備

培土に水を少しずつ入れながら、混ぜていきます。

種をまくための土を作っている様子

種まく前に事前に握ったら土が固まり、つつくとほぐれる程度に土を湿らせておきました。種の周りの水分を均一にしやすく、小さな種が種まき後の水やりで流れるのも防ぎやすくなります。また発芽を揃えやすくする効果も期待できます。

溝を作り、すじまき(条まき)する

菜箸を使って種をまく深さ1cmのまき溝を作りました。

小松菜の種をまく溝を菜箸で作っている様子

ダイソーのプランターはあまり大きくないのでサイズ的には1すじだと思いましたが、たくさん収穫したいので条間は15cmにして2すじ作りました

  • 条間:10~15cm程度
  • まき溝:深さ約1cm
  • 種の間隔:約1cm
  • 覆土:約5mm程度

にしました。

小松菜は比較的短期間で収穫できる葉物なので、家でたくさん食べたいなら、もう少し幅のある大きいプランターにして4条まきにするのもよさそうです。

1cm間隔で種まき

作った溝に種をまいていきます。

ダイソー(DAISO)の早どり小松菜の種をまいている様子

種の間隔は約1cmにしました。

鎮圧

土を被せて軽く上から押さえます。

種まき後に鎮圧している様子

約5㎜覆土を被せたのち、上から軽く押さえて鎮圧して種と土を密着させました。

防虫ネットをかける

種まき後(播種後)すぐ防虫ネットをかけました。

種まき後すぐに防虫ネットをかける様子

小松菜は害虫の被害を受けやすいので、今回は種まきが終わったあと、すぐに防虫ネットをかけました。芽が出てからではなく、最初から覆っておくことで、アオムシやコナガなどの侵入をできるだけ防ぐ狙いです。種まき後は明るい日陰におきました

発芽

8月1日(栽培3日目)種をまいて3日目に発芽(3日目夕方に発芽を確認)しました。

ダイソー(DAISO)の小松菜が発芽した様子

発芽したので日当たりの良い南側へプランターを移動しました。

仕事を終え帰宅したところ、発芽を確認しました。すでに発芽して数時間経過している様子でした。発芽の確認が遅れてしまい日陰に数時間置いたままにしたことが、今回徒長して失敗した一因だと感じています。

発芽直後(土から芽が顔を出した瞬間くらい)に日の当たる場所に移動できない(こまめな観察ができない)のであれば、最初から日光のあたる場所で管理するほうが徒長を防ぐ意味で良いのでは?と感じました。ただ日の当たる場所で管理した場合は土が乾きやすく注意が必要だと思います。

間引き1回目

双葉が広がったので1回目の間引きを行いました。

双葉が出たところで株間2cmにハサミで1回目の間引きをしている様子

手で抜くと周りの根を傷める心配があるので清潔なハサミで地際で株間2cmにカットしました。

すでに徒長気味な印象です。

間引き菜は食べる

カットした間引き菜はお味噌汁の具として美味しくいただきました。

ダイソー(DAISO)の小松菜は農薬処理されていないので間引き菜は食べる

小松菜は間引き菜も食べられます。ただし、農薬で処理された種を使った場合や、栽培中に農薬を使った場合は、間引き菜は食べずに処分しましょう。種の農薬処理の有無は、種袋の表示を確認してください。今回まいたダイソーの種の袋を確認したところ農薬は使っていなかったので食べました。

追肥1回目

8月4日(栽培6日目)本葉(ほんよう)が出そろいましたので1回目の肥料をまいていきます。

まずは肥料をまく溝を菜箸で作ります。

肥料をまく溝を菜箸で作っている様子

肥料を株元にまくと肥料焼けする恐れがあるのでプランターの周囲と条間に肥料を置く溝を作りそこに肥料を置いていきます。

※肥料焼けとは、肥料の与えすぎなどで根の周りの肥料濃度が高くなり、根が傷んだり、葉がしおれたりすることです。根が水分を吸いにくくなり、濃度が高すぎると、逆に根から水分が奪われてしまいます。肥料は多く与えるほどよく育つわけではないので、製品に書かれた使用量や、液体肥料を薄める倍率を守りましょう。

肥料をまき溝に置き1回目の追肥をしている様子

プランターの周囲と条間に緩効性肥料(肥料の成分がゆっくりと効き、効果が長く続く肥料)を置きました。肥料の量は説明書に基づき15gとしました。

肥料の上から水やりをしている様子

肥料成分が株の周囲からじっくり効くように、肥料の上から水をかけました。

土が跳ねたり芽が倒れたりしたのでこの水やりの仕方はよくありませんでした。じょうろのハス口を上向きにして優しくかけるほうが良かったです。

また動画を振り返ってみると御覧の通り、すでに徒長しているのに追肥をしてしまい、徒長を助長させてしまった気がしています。

一般的な栽培方法を意識しすぎて、苗の状態に合わせた対応ができなかったのが反省点です。追肥を控える判断が必要だったように思います。

追肥は栽培期間が短いのでこの1回のみです。寒くて成長が遅く収穫に時間がかかる時期は追肥します。

小松菜の徒長の様子:徒長へ対応

8月12日(栽培14日目)種まき後14日目の様子です。小松菜の苗が徒長しています。

徒長したダイソー(DAISO)小松菜の様子

徒長とは、茎などが必要以上に伸びて、ひょろひょろとした姿に育つことです。

何故、こんなに「ひょろひょろ」してしまうのか知らなくて調べてみたところ「徒長」という症状だということをはじめて知りました。徒長の原因や対策については、こちらの記事にまとめています。苗がひょろひょろに育って困っている方は、参考にしてみてください。

野菜の苗がひょろひょろになる「徒長」とは?原因・対策と徒長後の育て方
野菜の芽や苗がひょろひょろに伸び、茎が細くなる「徒長」とは?ブロッコリー・小松菜・水菜で実際に徒長した経験をもとに、光不足・高温・密植などの原因と予防策、徒長後の間引き・土寄せ・まき直しなどの対応を初心者向けに紹介します。

徒長後の対処方法

徒長して苗が真っすぐ立っていないので土を寄せて支えることにしました。

徒長した小松菜を土寄せして支える様子

徒長した後の対応、管理方法は以下の通りです。

  • 日当たりを見直し、光が不足している場合は置き場所を変える。
  • 混み合っている苗を間引き、残した苗に光が届くようにする。
  • 倒れやすい苗は、葉や中心の芽を埋めないように、株元へやさしく土を寄せて支える。
  • 水やりは土の乾き具合を確かめて行い、常にびしょびしょの状態にしない。
  • 徒長を直そうとして肥料を増やさず、追肥の量や間隔を見直す。

今回は対応として土寄せしましたが、ヒョロヒョロがひどく全く苗が起き上がりません・・・

種が余っている場合は徒長がひどい場合は、一度食べてまき直すも一つの方法だと思います。

土寄せしてもいっこうに苗が自立せず、作業に疲れてきて、後半雑になってしまいました。

間引き2回目

8月15日(栽培17日目)本葉が2~3枚になり混み入ってきましたので2回目の間引きを行い株間を広げました。

小松菜の2回目の間引きでハサミで株間4cmにカットしている様子

1回目の間引きと同様に周囲の株の根を傷めないよう、清潔なハサミで地際をカットし株間4cmに間引きしました。

ベビーリーフとして食べる

間引いた小松菜をベビーリーフとしてサラダで美味しくいただきました。

ダイソー(DAISO)の小松菜をベビーリーフとして食べる

若い葉なので柔らかくとても美味しかったです。

再度土増し

大きくなるにつれ、徒長の部分が再び伸びてきたので、土増しして支えました。

徒長がひどい小松菜を土増しして支える様子

一度、徒長してしまうと元に戻らないのに加え、その後の管理も大変でした。

胚軸の部分(双葉の下まで)を土増ししました。

胚軸の部分を土増ししている様子
土増ししても、そこからまたヒョロヒョロ伸びるので徒長後の栽培の難しさを痛感しました。土寄せ、土増しするにしても限度があります。プランターのウォータースペースに余裕があったので土増しできましたが、これ以上はプランターに土を入れられないので、これ以上、伸長すると土増しできません。

徒長苗の成長の様子

8月23日(栽培25日目)その後の徒長した小松菜の様子です。少ししなびています。

徒長した小松菜の苗の成長の様子

屋外に置いた室内用温度計は39℃に

これ以上に徒長させないように意識しすぎて水やりを控えすぎ少し水切れさせてしまいました。徒長は土の過湿が一因とされていますが、逆に乾燥しすぎも水ストレスで生育そのものが悪くなるのでよくありません。夏に栽培するのであれば耐暑性のある品種を選びたいですが、今回のダイソーの小松菜の種は耐暑性があるかどうか確認が取れずわかりませんでした。生育適温は15~25℃を目安とする小松菜において、はじめてダイソーの小松菜を栽培する場合は夏は難しいかも知れません。気温の合いやすい春・秋の栽培がおすすめです。

収穫

8月28日(栽培30日目)いよいよ収穫です。

収穫前のダイソー(DAISO)小松菜の様子

収穫前の小松菜の様子です。草丈は20cmを超えたところです。

収穫のタイミングは草丈20cm~25cmが目安(初秋で20日から30日)とされています。育て過ぎると葉や茎が硬くなりやすいので、真夏は25センチを大きく超えるまで待たず、少し早めに収穫します。ただし、収穫までの日数は気温や生育状況によって変わるため、日数よりも実際の大きさで判断します。

生育途中の若どりも良いようです。20cmを超えたら順次収穫し、遅くとも25cm前後で採り切る方が、葉と茎が柔らかく、害虫被害や生育し過ぎを避けやすくなります。

土増しして埋めた胚軸

徒長して埋めた胚軸部分を抜き取って観察しました。

徒長した胚軸、土増しして埋めた部分の様子

指で示している部分が埋めていたところです。

小松菜をハサミでカットして収穫している様子

株元を軽く持ち、残す株を傷つけないよう、清潔なハサミで地際から切り取りましたが、一斉に収穫する場合は根ごと抜き取って収穫しても問題ないようです。

外葉を摘み取って少しずつ収穫する方法

小松菜は株ごと収穫するほかに、外側の大きく育った葉から少しずつ摘み取ることもできます。株と根を残して育て、新しく伸びた葉を順次収穫する方法です。

収穫するときは、清潔なハサミで外葉の葉柄(葉を支える軸)を付け根近くから切ります。株の中心にある芽や若い葉を傷つけずに残し、株が弱らないように一度に葉を取りすぎないようにしましょう。

特に、成長がゆっくりになる秋まきや晩秋まきで、必要な分だけ収穫したいときに向いています。ただし、いつまでも収穫できるわけではなく、株の状態や季節によって収穫を続けられる期間は変わります。

収穫を終えて|まとめ・感想・学び

上手く生育しませんでしたが、ダイソーの小さめのプランターでも小松菜栽培を楽しむことができました。

ダイソー(DAISO)の早どり小松菜とサラダみずなの写真

同じ日にまいた、ダイソー(DAISO)の早どり小松菜とサラダみずな

形はヘンテコですが、なんとか食べられる小松菜を栽培できました。今回、夏の高温期に栽培してみてプロの農家の方や種苗メーカーさんの大変さを実感しました。

学んだこと

今回のダイソー小松菜の栽培を終えて学んだことは、繰り返しになりますが、徒長させない苗作りの難しさと大切さの1点です。良い苗(土台)ができていれば、その後の生育の管理もやりやすく栽培も成功に終わりやすいと感じました。水と肥料をしっかりあげて、大きく立派に育てたいという気持ちが裏目にでてしまったように思います。

徒長管理は難しいですが、逆に徒長させないように育てることができれば、より栽培が上手く楽しくなりそうです。

ダイソー(DAISO)小松菜はお得かも

2袋110円はお得ですね(^^)

今回は種が余りましたので、収穫後また余った種をまいて時差まきしたり、プランターを2つ用意して、たくさん収穫しても良いと思いました。外葉の摘み取り収穫も併用すれば年間を通して小松菜を楽しむことができそうなのでまた次回は春まき・秋まきに挑戦したいと思います。

皆様もお店で見かけたらぜひ購入して挑戦してみてくださいね。

最後に育てた野菜がヒョロヒョロして悩んだことはありませんか?徒長の原因や対策については、こちらの記事にまとめています。参考にしてみてください。

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※この記事は、実際に行った栽培の記録です。紹介する方法は一例であり、地域・季節・栽培環境などによって、生育や収穫結果は異なります。